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【古文】徒然草～つれづれなるままに～（序段）

高校生の国語総合・古典の教科書に載っている単元を中心に、主に品詞分解と活用、漢字の読み方を載せています。

　城陸奥守泰盛(（じやうのむつのかみやすもり）)　は、

双なき(形ク/体)　馬乗り　なり(断定「なり」/用)　けり(過去「けり」/終)。

馬　を　引き出さ(サ四/未)　せ(使役「す」/用)　ける(過去「けり」/体)　に、

足　を　揃へ(ハ下二/用)　て　閾(（しきみ）)　を　ゆらりと　超ゆる(ヤ下二/用)　を　見(マ上一/用)　て　は、

「これ　は　勇め(マ四/已)　る(完了「り」/体)　馬　なり(断定「なり」/終)。」

とて、　鞍(（くら）)　を　置き換へ(ハ下二/未)　させ(使役「さす」/用)　けり(過去「けり」/終)。

また、　足　を　伸べ(バ下二/用)　て　閾　に　蹴当て(タ下二/用)　ぬれ(完了「ぬ」/已)　ば、

「これ　は　鈍く(形ク/用)　して、

過ち　ある(ラ変/体)　べし(推量「べし」/終)。」

とて、　乗ら(ラ四/未)　ざり(打消「ず」/用)　けり(過去「けり」/終)。

道　を　知ら(ラ四/未)　ざら(打消「ず」/未)　ん(婉曲「む」/体)　人、

かばかり　恐れ(ラ下二/用)　な(強意「ぬ」/未)　ん(推量「む」/終)　や(係助)。

ここでの品詞分解の表記は、
動詞＝赤（活用の種類/活用形）、
形容詞・形容動詞＝オレンジ（活用の種類/活用形）、
助動詞＝青（意味「助動詞の原形」/活用形）、
係り結びの助詞＝緑
呼応の副詞＝　　
にしております。

また、漢字の読み方の表記は、歴史的仮名遣いにしております。
テストなどで現代仮名遣いの解答をする際には、必ず現代仮名遣い表記に直して答えるよう注意してください。

他の品詞分解を見る→
少しづつ増やしていく予定です。

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タグ：国語,古典

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